フォーカシングのセミナー

今日は関西人間関係研究センター(KNC)のフォーカシングセミナー(全10回)の第1回目でした。

初回ということで関西大学の池見先生からお話がありまして、えらい盛り上がってそれだけで時間いっぱいになってしまったのですが、いやこれは本当に勉強になりました。

フォーカシングの体験過程について、「暗在と明在」という言葉と図を使っての解説で、文字にすると説明が難しいような、というか書いてしまうのがもったいないような、なのですが、ロジャースのクライエント中心療法とジェンドリンのフォーカシングとの距離の近さ、あるいは同一であることの意味がしっくりと腑に落ちたような感じです。ロジャースが受容と共感と自己一致という三条件を使って伝えたかったこととは、つまり体験過程そのものだったと・・・。

あとは漢字を使ったワークのお話。7月に2泊3日のフォーカシングワークショップに行ったときにタロットカードを使ったワークをしたのがとても気に入って、実際に自分でもタロットカードを購入して、占いのやり方はよくわからないのですが、時々一人でワークをしていたりします。(フォーカシング指向タロットカード・セルフケアと勝手に命名)

おそらく、自分の感覚を語ることができるのであれば、その題材はタロットでも絵でもコラージュでも、いっそボールペンでもiPhoneでも何でもよくて、どんなものであってもゼロから「じゃあ今の感じを教えてください」というよりも話しやすいのだと思います。そしてそれは漢字文化圏なら「今の気分を漢字一文字で!」というのがすごくやりやすいそうなのです。

話を戻しまして、「暗在と明在」のイメージを持つことが、それが現場のカウンセリングにおける羅針盤になるんじゃないかと思いまして、今日の最大の成果であったかなと思います。このセミナーに申し込んで良かった!と心から感じました。