プラレールN700系のぞみ新幹線を修理した話(修理や部品交換に必要なもの一式)

去年のクリスマスにサンタさんからプラレールのセット(N700系のぞみ新幹線+線路一式)を買ってもらった長男ですが、まあ男子というのはナチュラルボーン乱暴なので、新幹線を投げたり踏んだりの激しいこと。せっかくサンタさんに貰ったんだから大事にしなさい、と少々イラッとしたりするのですが、うん、とか、わかった、とか、良い返事をしたハタから投げたり踏んだりなわけです。

しかしプラレールのほうもわりと頑丈に出来ていて、本体やレールが壊れたりということはありませんでした。しかし、新幹線の連結部分とか、構造上、明らかに弱い部分もあって、それは結構な頻度で壊れるわけです。しかし本人は壊れたことに気づかずに遊んでいたり、最近は知恵がついてセロテープで無理やり連結していたり、それはそれで面白かったり、別に修理せんでもええんか、と思わないでもありまえせんが、しかしサンタ側の人間としては大事にしてほしい、というか自分が大事にしたいわけでして、2回ほど、連結部品の修理を行いました。

修理といっても、別売りの連結部品キットを買ってきて新しいのと交換するだけです。だけなんですが、プラレールの車両によっては、通常のプラスドライバーでは中が開けられない仕様で、三角ドライバーが必要であったりします。そのあたりの覚え書き、兼、情報も少なかったのでご参考までのシェアのエントリーです。

まず交換用パーツですが、2種類あります。1つが車両をつなぐための連結部品、もう1つが車輪のゴムタイヤです。

 

連結部品は結構壊れるので予め購入しておくといいかと思います。ゴムタイヤは車両のうちモーターがついている先頭車両にのみついているものですが、そうそうヘタるものではなさそうです。確かにゴムなので摩耗するかと思いますが、1年とか2年とか、あるいはもっと何年か単位での交換になりそうな気がします。ただ、どちらも数百円程度。手間を考えると、修理のことが気になりだした段階で両方とも揃えておいてもいいかと思います。

次に三角ドライバーです。これはモーターがついている先頭車両にのみ三角ネジが使用されているからで、それ以外の車両の故障なら、一般家庭にあるようなドライバーセットと連結用部品セットで大丈夫です。しかし先頭車両の連結用部品が壊れると、この三角ドライバーが必要になります。

 

で、これ結構ええ値段するんですよねー。本体2,000円程度なのに三角ドライバー揃えたら1,500円て!しかしだからといって新しいの買うわけにもいきません(きっと嫁が怒る)し、三角ドライバーっていっぺんくらい使ってみたいじゃないですか、ってことで揃えました。

上記のアイテムのうち、左のほうは2.0mmと2.2mmのサイズが使えて、グリップがついています。右のほうはグリップなしで交換用の柄だけですが1.6mmと2.3mmがついています。

そんで先頭車両には2種類の三角ネジが使用されていて、大きいほうは2.2mmでちょうど、2.3mmでもいけるくらいです。小さい方は1.6mmだと少しネジ側が大きいですがだいたいオッケー、2.0だとネジ側がやや小さくて、注意すればいけるかな・・・でもネジ山がバカにならないか心配・・・という感じでした。

  左のセット 右の交換用の柄
品番 No33 No33-TR1623
サイズ △2.0mm/△2.2mm △1.6mm/△2.3mm
プラレールの大きい方の△に △2.2mmがちょうど △2.3mmもまあOK
プラレールの小さい方の△に △2.0mmだとドライバー側が大きい(痛めそう) △1.6mmでドライバー側が少し小さいが普通に回せる

あくまで私の使用感で、器用な方だとどのように感じられるかわかりませんが、グリップ付きのほうだけでもいけなくはなさそうですが、注意しないとネジを痛めそうなので、2つあったほうが安心は安心かな、という感じでした。あるいは柄だけでもサイズはいけそうですが、持ちにくいですよね。

今回はサイズを元にAmazonで調べたのですが、ホームセンターとかで現物を見ながら、合うサイズのものをセットで購入すればいいかと思います。

ということで、以上、ひきこもり系パパ、ないし仕事で忙しいパパがAmazonだけでプラレールの修理を行うために必要なもの、でした。

それでも私の人生を確実に変えた3冊の漫画

たぶん中学時代からビブリオマニア(蔵書狂)だったのでしょう。週3回ほど学習塾に行って高校受験の勉強をしていたはずですが、覚えているのは帰り際に駅前の本屋に寄って、なんやかんやと本を物色して、お小遣いの中からちょっとずつ本や漫画を買っていたこと。一番最初に買った小説はベニー松山の「隣合わせの灰と青春」だったような気がします。どういう基準だったのかわかりませんが、ファミコンゲーム絡み、その流れだったのかな。銀河英雄伝説、あとなぜかワーズワースやバイロンの詩集なんかを買っていました。参考書も買いましたが、親から参考書を買いなさいと言われて渡されていた図書券で吉田戦車の「戦え軍人くん」を買ったこともあります。かなり申し訳なく思いましたが、そうやって書い集めた本を本棚に並べるのが、また楽しいんですよね。

高校時代は受験勉強に疲れたら夜中の10時くらいから自転車に乗って出かけて、駅3つくらい向こうの大きな本屋(24時まで開いてる)に行って、本やらマンガやら、まあほとんど立ち読みでした。でも勉強を兼ねて徒然草や奥の細道の現代訳版とかを買ったり。

大学に入ってからも、教室よりも生協の本屋とその前のラウンジみたいなところの往復のほうが記憶に残っています。当時、なぜか急に思い立って購入した芥川龍之介全集は、ほとんど読まないまま実家の棚で眠っていることは秘密です。ですが村上春樹とは遅い出会いだったものの全作品を何度も読んで、昼間から公園でビールを飲む生活を真似るほどでした。ここに草野球のホームランボールがきれいな放物線を描いて飛んできたら、自分も小説が書けるようになるのかなあ、とかなんとか。

社会人になってからは変に財力があるものだからひどくなって、熟読、速読、積ん読ふくめて、毎月5万円分くらい、20~30冊くらいはIT系やらビジネス系やらなんやら、本を買っていたと思います。小説は全く読まなくなりました。でもAmazonとかよくないですよね~、10冊くらいまとめて買ったりとかしてたもんですから、部屋中えらいことになって、2~3回、大量に処分したりAmazonのマーケットプレイスで売りさばいたりしましたが、それでも実家に残っている本は数百どころなのかそれ以上なのか、よくわかりません。

前置きが長くなりましたが、そんな感じで良い本、そうでない本、印象に残る本、残らない本、それのどれでもない本など、様々な本との数々の出会いを経て、今では少々良い本に出会っても不感症気味、「この一冊が考え方を変えた!」とかいう雑誌の特集なんかも冷ややかで「本一冊で人生変わってたら人生なんぼあっても足らんわ!」くらいの悪態をついたりしているのですが、せやけど齢36歳にもなれば、この本と出会わなかったら今の人生ないな、という本もわずかながらあって、それがこの、マンガです。

小泉吉宏「ブッタとシッタカブッタ」1~3

  

この本との出会いは2年前、産業カウンセラー養成講座で知り合った方から教えてもらいました。直接は聞いていませんが、養成講座の指導者の一人もこのマンガをオススメしていたそうです。

「シッタカブッタ」というのが何かにつけてわかった気になっている(知ったかぶっている)ブタさんなんですが、「ブッタ」というブタさんの聖人さん(仏陀とかけている)から出てくるさらっとすごい一言に「えっ!?」と驚いたような、気づいたような、そんな表情を見せたりします。3冊に渡ってそんな感じで、まあ、いろいろなキャラが出てきて、わかったつもり側のキャラに「それってどうなの?」という投げかけがあります。そしていつしかシッタカブッタも自分との対話の中で様々な気付きを得るようになります。例えば、

「楽になることなんかどうでもいいやと思ったら楽になった」

当時、私にとっての最後の会社勤めをしていた時期で、随分と不自由な考え方をしていたのでしょう。何かにつけて息苦しいような状況が多々あり、それをなんとかしたいと思ってみても、なかなかうまくいかずにあがいているような、そんな時期でした。

その時にこの本に出会って、自分が小さいことに囚われていること、いま自分には見えていないことが実は大きくて広い世界であること、なんか文字にするとありふれた感じではありますが、そういう「感じ」を絵と文字から感じて身体に染み渡ったような、そんな感覚でした。

程なくして会社を辞めて、どうなるかわからんけど一人でやってくか、という決断をすることになります。その決断というかなんというか、決断というとオオゴトのようですが、それはそれはごく自然な流れでした、その流れを呼び込んだのは間違いなくこの漫画であったと思います。

そんな(私にとって)素晴らしい漫画ですが、よくブックオフで100円で売っているそうです。思うのですが、本の裏表紙にもどこにも書いていませんが、その人その人、それぞれにとっての賞味期限があるんだと思います。それより遅くてもいけない、それより早くてもいけない。今の皆さんにとって、この本が絶妙なタイミングでの出会いなのかどうかはわかりませんが、もしご興味があれば、300円で人生に変化を。

ということで。

2級キャリア・コンサルティング技能士試験に合格してきた話

ということでして、国家検定、先月合格いたしました。CDAを取得したのが2007年で、3年ぶりくらいのロープレがもう、冷や汗タラタラで大変でしたが、どうにかこうにか。本日、技能士会の登録カード(顔写真付き)も送られてきましたが、写真が印刷の関係か、えらい疲れた表情になって残念なことに。ちなみに今回が2回目のチャレンジでした(1回目は論述合格/面接不合格)。

実技試験(論述+面接)が20%台の合格率で、なかなか厳しい試験なのですが、試験であるからには採点基準があり、評価項目があるだろうということで、自分で評価項目を想定して臨んだのが今回でした。

試験直前に作ったメモから抜粋ですが、押さえておこうと意識したのはこのへんです。あくまで予想評価項目です。ほんとはどうか、わかりませんのであしからず、です。

論述:70点

  1. クライエント視点で来談目的、主訴、感情面の訴えを記述している(問1)
  2. コンサルタント視点の見立てを、できるだけ大きな視点・高い視点で記述している(問2)
  3. イラショナルビリーフについて言及している(問2)
  4. 上記を踏まえて、短期(CL視点)・長期(CC視点)の目標設定を行なっている(問3)
  5. 目標に対して、そのまま指示書になる程度の具体的なアクションを記述している(問3)
  6. アクション内でツールやアセスメントの具体的名称を記述している(問3)

面接:62点

  1. 関係構築(感情交流と役割関係)が出来ている
  2. 来談目的と主訴の把握、感情面の訴えの受け止めができている
  3. コンサルタント視点の見立てができている
  4. クライエントのイラショナルビリーフへの切り込み
  5. 今後の見通しとアクションプランに言及できている
  6. 以上について、もしロープレ内で出来ていなければ、口頭試問で反省し、改善策に触れられている

特に面接のほうは、合格体験談などから面談の出来が悪くても試験としては通る傾向が見られたので、口頭試問のフォローがポイントと見ました。つまり、現場でも相談がうまくいかないことは山ほどあって、でもそれをどう反省して次に活かしていくかというプロセスを踏むことができる人が、真のキャリアコンサルタントである、というところなのでしょう。

なので、上記項目のうち出来なかった点があれば、その全てについて口頭試問内で「XXXは反省点で、もう少しXXXしたら良かったと思いますが、今後XXXしていきたいです」と、ベタで冗長な回答になっても触れるようにしました。

まあ他にも要点はあるかと思いますが、合格された方々の話を聞きながら、そのあたりかなーということで。結果的にはキャリア相談において大切な項目ばかりになっていますので、現場においても役立つチェックリストにもなったように思います。

まあ面接はギリなので偉そうなことはいえませんが、論述は前回72、今回70ですので、そこそこ参考にしていただいてもいいかと思います。

ちょっと補足ですが、論述の1は

  • 来談目的・・・今日はどうされました?に対して、「仕事を辞めるかどうか迷ってまして」と最初に出てくる一言
  • 主訴・・・「上司ともなかなかうまくいかなくて。あまり話も聞いてくれないので、困っていて」と、辞めるとか言ってるけどホントはココやな、というあたり。

と両方を押さえるようにしました。

論述の2と3は、

「中長期的なライフキャリア形成の観点から・・・」

「興味・能力・価値観や経験を踏まえて・・・」

などと、キャリア相談のほぼ全てのケースに当てはまるようなフレーズで、大きな視点・高い視野(=イラショナルビリーフの指摘)をしておくのがポイントかと。

論述の4は、来談目的としてクライエントが今すぐどうにかしてほしいことも対応しつつ、真の主訴であり今すぐでなくても根本的にはやっておかないといけないコンサルタントとしての提案を、両方盛り込んでいくような感じです。

論述のフレームワークを覚えておくと、現場でもカウンセリングの記録が取りやすくなりました。いろんな意味で、記録に残しやすい面談ができる枠組みだと思います。

まあ、日頃のポリシーは「元気になったらOK」でありますので、こういったキャリア「コンサルティング」的な、やや指導的な側面が強いので、ほんというと好みじゃないんですが・・・。

どんな仕事をするか、あるいはどんな人と働くか

例えば。

あなたが大学受験を控えた高校生で、大学は経済学部に進みたいと考えているとします。(学部の例示に他意はありません)

  1. 志望していた経済学部に入学できた
  2. 志望していなかった文学部に入学した

という未来があったとして、これだけみると、そらもちろん経済学部に行けたほうが良いわけです。しかし、

  1. 経済学部には気難しい人が多いようで、人間関係が大変だなあと思った
  2. 文学部には高校時代からの親友がたくさんいて、充実した学生生活を送れそうに思った

という裏設定があったらどうでしょうか、どっちが良いですか?

そう聞くと、結構な割合で「文学部だけど友達が多いほう」という答えが返ってきます。まあ、そう思うように誘導している面が多々、あるんですが、志望していた業界や会社が全部ダメで、これからどうしようか(というか就活したくない、でも焦っている)という相談があったとき、相手や状況をみながら、

  1. 志望する業界・会社だが、職場環境が肌に合わない
  2. 志望する業界や会社じゃなかったが、職場環境は自分に合いそう

ということもあるから、最初はそんなに志望していなかったとしても、良いところと出会うかもしれない。誰と働くかって結構大事なんだよ~ということを伝えたりしています。

もちろんいつもこんな話をするわけではなくて、考え方がある一方に固まっている場合で、他のオプションも見たほうが気持ちも楽になるのでは、と思った場合、そして新しい方向を見ることに頑なではなさそうな雰囲気があるとき、もう一方に意識が行くような喩え話を、あれこれとその場で開発しては話しています。受験やサークル、アルバイトなど、大学生活の中での出来事に例えると、比較的すんなりと入るようです。

そんな感じでそそのかして、業界にこだわらず、とにかく合説やハロワでたくさん探してみよう、イヤだったら良いけどイヤじゃなかったら試しに応募してみよう、とつなげて、とにかく行動していくことが大事だと思っています。行動できるようになれば、試行錯誤を経て、おのずと成果につながると思うからです。

仕事の進め方や物事の考え方、私がそれを学んだ時期について

連休の数日間は帰省していて、しばらくほったらかしになっていた本棚の整理をしていました。社会人になって最初に勤めた会社がIT系、2社目がコンサルティング会社、いずれも勉強や情報収集の欠かせない職種、また元々が本好き(本マニア)だったこともあり、毎月よく本を買って読んでいました。

その中で印象に残っている本はたくさんありますが、社会人初期の頃、仕事の進め方や物事の考え方、整理の仕方を学のに大いに役立った本がこちら。(当時はハードカバーでしたが、文庫版が出ているようなので、そちらを紹介します。)

 

2000年前後、ちょうどMBAや外資系といった言葉がビジネス書によく出てきていた頃、その初期だったと思います。

私はというと、新卒で入社したITの会社で運用部門に配属され、Web系のスキルは大学院時代にやってきたものの、運用のほうは全然わからなくて、どうしていいかわからない状態。また運用チームではなくデータセンター全体の管理のチームに配属されたこともあり、技術よりもコミュニケーション力やプレゼンテーション力、物事の考え方など・・・というとカッコイイですが、要するに、忙しくてあまり話をする時間がないリーダーといかにうまく意思疎通するか、ビジネスパートナーのベテランの方々といかに運用の現場の問題について話し合うか(正直、最後までよくわからなかったですが)、リーダーやそのまたうえの部長、となりのリーダー、プロジェクトマネージャーとか、いろいろなラインから飛んでくる仕事をいかに優先順位付けてさばいていくか、など、純粋に仕事のやり方がわからないと話にならない、という時期でした。

その頃の試行錯誤に関して、よく覚えている出来事があります。

ある日、ビジネスパートナーの方々が運用オペレーションをしている現場に行って課題をヒアリングしてこい、という指示がありました。運用ってものが何なのか、よくわかっていなかったのですが、命令とあらば、とオペレーションルームに電話をかけてアポを取って、時間になったらあるオペレーターの方を訪ねて行きました。そこで話を聞き始めたのですが、10分ほど聞いていたら冷や汗が出てきました。話の内容が全くわからない、何を聞いているのかわからない、そもそも何を聞けば良いのかよくわかっていなかった、ということに気付いたからです。

1時間ほどの居心地の悪い面談を終えて、会議室でリーダーに報告。あれこれとなんとか話をつなげてしゃべって、一区切りしたときにリーダーが発した言葉が、「で、結局お前、何がわかったの?」に撃沈、ほぼ涙目だったことをよく覚えています。

入社数ヶ月のことですから、おそらくそのリーダーもまともな成果を期待していたわけではなかったと思います。それこそ現場の問題など、リーダーが一番良くわかっていたはずです。ですのでOJTの一環として、現場のことを理解させようといったところでしょうか。あとは私自身、IT系の大学院を出たとかでたいそう態度のでかい、ないし態度の悪い新入社員だったと思います、それをガツンといったろうと思っていたのかもしれません。今の私がリーダーの立場ならそうするでしょう。ヒアリング先の方に、「すんませんが、軽くもんでやってください」くらい伝えて、お願いするかもしれません。

帰り際にリーダーに「お前、明日もう一回な」と言われて、こらぁまずい・・・と思って帰宅途中に本屋に寄ったときに手にしたのが上記の本で、「面接調査の進め方」とか「解決法をどう構築するか」とか、役に立ちそうなページがたくさんあり、すぐに購入し、遅くまでかかって読み通して、明日の進め方を考えました。また同時に情報処理技術者試験の当時・テクニカルエンジニア(システム運用)のテキストと過去問が一緒になった本も買って、運用部門がなんぞや、ということも一夜漬けで頭に叩き込みました。

その結果がどうだったか、実はあんまりよく覚えていないのですが、終わったあとにまた会議室でリーダーに報告すると、「まあええんちゃう? ほんでな」と、さらっと次の仕事(OJT)の話になったような気がします。少なくとも、「今日はこのへんで勘弁しといたるわ」レベルのことはできたのだと思います。

その後も何か新しいタイプの仕事をするたびに、この本をマニュアルかネタ本のように読み漁っては、実際にどう活かすかを考えていました。

物事を論理的に考えるという点において、私がそのスキルを得たのはこの時期だったと思います。以降、ありがたいことに、社会人生活を送っている中で、考え方がロジカルだといったコメントをいただくようになりましたが、その基礎はこの2冊の本からだったと思っています。学生時代はもっと適当で、まあ今でも適当ですが、およそ論理的に話したり考えたりということはなく、部活の同期からは「お前、もっと論理的に話さんと説得力ぜんぜんないぞ」とか言われてたくらいです。まあ、そんなことを言っていた同期は工学部で、「いちいと理屈っぽいやつ」と先輩から言われていましたが。

もう一冊ついてでに。

読んだタイミングは上記の2冊とは違うのですが、同様に物事の考え方、仕事の進め方において大きな影響を受けた本がこちらです。

誰かに貸したままどこかに行ってしまい、絶版なので確認はできないのですが、「何かを伝えるときは3つに絞って伝える(それ以外は捨てる)」というのが、私が受け取った一番大きなメッセージで、これは後々まで、仕事で行き詰まったときに頼りになりました。

ということで以上の3冊、若手の社会人の方だけでなく、就職活動中・活動前の学生さんにも良いかと思います。まあ全部読まなくても、MECEとロジックツリーのあたりだけでも。

文章力がないのでESが書けない、話がまとまらなくて面接でうまく答えられない、という相談も多いですが、MECEとロジックツリーの考え方を理解するだけでも、論理的に見える文章、話し方がある程度、できるようになります(書き出してまとめる練習、話す練習、あとは実践です)。

就職活動のための中小企業の探し方

久々のエントリーで珍しく、というか初、就職活動ネタです。このネタで書くと話があちらこちらに行って放談になるので、下書き状態で留めていたのが多数なんですが、ちょっと今回、書いて公開してみます。まとまった感じにはなっていないのと、そもそも正解も間違いもない世界の話、こちらも試行錯誤しながらのところなので、話半分程度で読んでもらったらと思います。

さて、「就職活動のための中小企業の探し方」です。

よく学生さんから「中小企業の探し方がわかりません」と質問を受けますが、よくよく聞いていると、「リクナビやマイナビ以外での企業の探し方」という意味合いであることが多いです。今まで大手ナビサイトで大手企業ばかり見てきたが、そのあたりが全滅。これからどうすれば・・・という状況です。

なので、中小企業というところにこだわらず、ナビサイト以外の探し方・・・ということで、だいたいこんなようなことを回答しています。

  • 学校求人や学内セミナーで探す<本命>
  • 親や年上のきょうだい、親戚、ゼミやサークルの先輩に聞いてみる
  • 大手企業のHPからグループ会社や取引先企業をたどる
  • 学生職業センター(ハローワーク)など公的機関で探す
  • 中小企業の合同説明会で探す
  • 中小企業投資育成株式会社のHPで検索する
  • 中小企業庁のHPなどから探す(XXな中小企業XX社、などのページ)
  • 改めて大手ナビサイトで検索条件を絞って探す(従業員100人未満など)
  • タウン情報誌や新聞折込チラシから探す
  • 街を歩いて探す

大手企業と違ってナビサイトで一括検索というわけにはいきません。それだけに、地道な活動が求められるところかと思います。効率的に探そうと思うと足が止まってしまいますので、ひとつずつで構いません、ぼちぼち時間をかけてやるしかないところです。

学校求人や学内セミナーを本命と書いたのは、大学へ直接求人を出しているところ、採用実績があるほうが、応募して採用される確率も高いと考えられるからです。大学にもよりますが、毎年、数百の求人が来ている大学も少なくありません。ですが、ほとんどの学生は大手ナビサイトしか見ていません。早めに見たらチャンスですよ・・・。

最後の2つほどは、まだまだ山ほど応募できる企業がある、ということの喩え話というか、話半分程度で言ったりします。

注意しないといけないのは、「大手全滅→これから中小」ということを言っているケースで、相当の確率でモチベーションが下がっていて、立ち直りに時間がかかることがある、ということです。どんな話題や言い方、アプローチが響くか、人それぞれですが、

  • まだまだ応募先(可能性)はたくさんある、という例示で安心して元気になるケース
  • これからがんばろうぜ!って引っ張ったほうがやる気が出るケース
  • こちらからリードすると嫌そうなので、お互い我慢でグダグダ話を聞き続けたところ、グダグダ言っても仕方ないんで頑張ります、となるケース
  • 中小企業だって良いとこあるよ、と自分の体験や見聞きした話を伝えると「中小企業も捨てたもんじゃない」と思って安心するケース(中小企業という言い方が良くないですよね)

毎回、ああでもない、こうでもない、と対応しているというのが正直なところです。一人ひとり、異なる個性を持った存在ですから、必勝パターンなんか無くていいや、と開き直ってやっています。

あとはキャリアカウンセラー側としても気負いすぎないというか。そもそもモチベーションなんて人様に上げてもらうもんではありませんし、週に3回ほど相談に来たところでせいぜい1週間168時間のうちの3時間程度、2%未満の関与です。それくらいでどうにかできると思うほうがおかしいくらいです。(もちろん、できたらすごいと思いますし、そうありたいと思いますし、というか時々そういうこともありますが、気負わないための心構えとして。)

残りの98%の時間のほうが、彼・彼女が何か行動して気づいて変化していく可能性が高いわけで、だからこそ前回の面談の最後の結論と全く違う方向に突き進んだ状態で次の面談に来たりもするわけで、でもそれが結構良い方向に行っているときだってあります。

という、彼・彼女たち自身の力を信じるのも大事だな、と思ったりします。

中小企業の探し方の話がどこかに行きましたが、このあたりで。