どんな仕事をするか、あるいはどんな人と働くか

例えば。

あなたが大学受験を控えた高校生で、大学は経済学部に進みたいと考えているとします。(学部の例示に他意はありません)

  1. 志望していた経済学部に入学できた
  2. 志望していなかった文学部に入学した

という未来があったとして、これだけみると、そらもちろん経済学部に行けたほうが良いわけです。しかし、

  1. 経済学部には気難しい人が多いようで、人間関係が大変だなあと思った
  2. 文学部には高校時代からの親友がたくさんいて、充実した学生生活を送れそうに思った

という裏設定があったらどうでしょうか、どっちが良いですか?

そう聞くと、結構な割合で「文学部だけど友達が多いほう」という答えが返ってきます。まあ、そう思うように誘導している面が多々、あるんですが、志望していた業界や会社が全部ダメで、これからどうしようか(というか就活したくない、でも焦っている)という相談があったとき、相手や状況をみながら、

  1. 志望する業界・会社だが、職場環境が肌に合わない
  2. 志望する業界や会社じゃなかったが、職場環境は自分に合いそう

ということもあるから、最初はそんなに志望していなかったとしても、良いところと出会うかもしれない。誰と働くかって結構大事なんだよ~ということを伝えたりしています。

もちろんいつもこんな話をするわけではなくて、考え方がある一方に固まっている場合で、他のオプションも見たほうが気持ちも楽になるのでは、と思った場合、そして新しい方向を見ることに頑なではなさそうな雰囲気があるとき、もう一方に意識が行くような喩え話を、あれこれとその場で開発しては話しています。受験やサークル、アルバイトなど、大学生活の中での出来事に例えると、比較的すんなりと入るようです。

そんな感じでそそのかして、業界にこだわらず、とにかく合説やハロワでたくさん探してみよう、イヤだったら良いけどイヤじゃなかったら試しに応募してみよう、とつなげて、とにかく行動していくことが大事だと思っています。行動できるようになれば、試行錯誤を経て、おのずと成果につながると思うからです。